5/13 アンガーマネジメント講座(三条編)ワークフォロー | 新潟市の傾聴1日講座 - 株式会社ラポール

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5/13 アンガーマネジメント講座(三条編)ワークフォロー

2023年5月13日、三条東公民館でアンガーマネジメント講座を開催しました。

3時間の講座の中で、最後のワークで怒らない伝え方をグループで考えてもらいました。
時間的に全部を行うことができませんでしたので、ここで少し考えてみたいと思います。
受講された方は、その後ご自身で考えてくださった方もいらっしゃると思います。

■お客様から帰ってきたときに、報告をしない部下に注意したい。何度も同じミスをくり返す。
 (×)「何回言ったらわかるんだよ!帰ってきたら報告しろ!普通は1回言ったら直るよね」
     ※言いたくなる気持ちもわかりますが・・・この言い方では相手に直して欲しいところが伝わりません。
      感情だけぶつけても、本人が改善しようという気持ちが起こらないですね。
 (○)「○○さん、報告はお客様から帰ってきたら、すぐに私にしてくれないかな。
     情報共有することでお客様への対応がスムーズにできるし、
     お客様にも不信感を与えないようにできるので。
     そのためにも今後はお客様先から聞いた情報は戻ったらすぐに報告してね」
     ※なぜ直して欲しいのかという理由を忘れずに伝えることが大切です。
      して欲しいことは、初めと終わりに2回伝えると効果的です。

■車・保険・転職など、家族に相談なしに物事を決められてしまった。
 (×)「なんで勝手に決めるのよ!あなたって本当に勝手な人よね!」
     「私の意見なんて、どうでもいいんでしょ!」
     ※頭ごなしに責めたり人格否定はNG、すねても伝わりません。
 (○)「○○を決める(買う)のは家族にとってとても大事なことだから、私に相談して欲しかったな。 
     相談なしに決められたことがとてもショックだったな」
     ※どうして欲しかったのかを具体的に伝える。何についてショックだったのかを伝えてみてください。

どの伝え方が正しいというのはないと思いますが、こちらの思いを相手が受け入れてくれるような伝え方を心がけましょう。
感情的になっても、肝心なことは何も伝わらないので(^^;

アンガーマネジメントのトレーニング頑張りましょう😄