相手を思いやる心
こんにちは、Rapportの伊藤です。
ビジネスでもプライベートでも良好な人間関係を築くには“思いやり”が不可欠ではないかと思っています。
小さいころから思いやりの気持ちを大切にと言われて育ってきた人も多いのではないでしょうか。
最近思いやりのない言葉や行動を目にすることがあり切ない気持ちになることがあります。
改めて“思いやり”について考えてみました。
辞書を見ると「その人の身になって考えること。察して気遣うこと。同情」(引用:三省堂 大辞林)とあります。
思いやりとは、相手の立場に立って考えること。
相手はこうして欲しいと考えているだろうと考えること。
だからそれは必ずしも自分と同じではありません。
自分はこう思うから相手もそうだろう、
自分はこうしてもらうと嬉しいから相手もきっとそれを望んでいる、と考えるのではないのです。
本当に思いやりのある人は、自分と相手が同じとは限らないということを理解しています。
そのうえで、相手の状況を受け入れ相手の立場で考えるのです。
例えば、相手が失敗したり出来ていないことがあったりしたら
正論で問い詰めるのではなく、それができない相手の状況を受け入れ理解するのです。
そうすることで、相手に発する言葉にも心遣いの一言が添えられるのではないかと私は思います。
それが“思いやり”なのではないかと。
つい忙しい中で忘れがちな相手を思いやる心。
知らず知らずに誰かを傷つけていないか、
思いやりのない行動をしていないか、
これからもちゃんと自分自身にも問いかけていきたいと思います。
自分自身にも相手にも優しくありたいですね。