この時期に想うこと
こんにちは、Rapportの伊藤です。
暑い暑いと言っている間に、もうお盆は目の前。
本当に時が経つのは早いものです。
この暑さももう少しかもしれませんね。
お盆。
お盆には先祖や亡くなった人たちが浄土から地上に戻ってくると言われています。
先祖の精霊をお迎えし、供養する期間。
地域によって旧暦の7月13日から行う地域と新暦の8月13日から行う地域があります。
亡くなってしまった大切な人が戻ってくる日。
私はお盆や命日に、10年前に亡くなった両親のことを想います。
今でも考えることは、
父や母の最期の声をちゃんと聴いていただろうかと。
年齢的に少し痴呆になった父、病気になった母の気持ちを。
あの頃の私は、
父に対して、痴呆なんだから仕方ないとわかっていても、
何度も同じ話が繰り返されると途中で話をさえぎって自分のことばかり話したり・・・
病気の母には、まだまだ生きようとか、大丈夫とか、元気になれば楽しいことがあるはずとか・・・
私なりの励ましのつもりで言葉をかけていました。
父や母はその時どう思っていたのでしょうか。
きっと、もっと私に話を聴いて欲しかったのではないでしょうか。
聴いてあげられれば、もう少し別な寄り添いかたがあったのではないか、
寂しい想いをさせなかったのではないかと・・・
10年経っても同じことを自問自答しています。
後悔。両親に対しても自分自身に対しても。
叶わないことですが、
今の私で、両親の話に言葉に耳を傾け、気持ちを聴いてみたいです。
今の私になら、両親もたくさんの気持ちを話してくれるかもしれません。
今年も手を併せながら、
「あの頃より聴き上手になった私に、何を話したい?伝えたい?」と
両親に聴いてみることにします。
みなさんは誰の話を聴いてみたいですか。
聴き上手になることで自分も楽になります。
今日も素敵な1日でありますように・・・